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京都府内における映画の配給・普及事業
映画は映画館だけで見るものではありません。かといって、私たちは、DVDや配信などを事業にしているわけでもありません。私たちは、映画をスクリーンでいろいろな人と一緒に集って観るということにこだわっています。そのために、映画会を地域で実施してくれる方々を探し出し、その人たちと一緒になって映画上映会を作って行く仕事をしています。
映画会は、学校であったり、ホールであったり、野外であったりと、多様な場所を映画会場に変身させる仕事です。地域の人たちが主人公になって映画会を作って、そのことで地域を活性化したり、参加者の多くの方が元気になってもらえる仕事をしています。
映画の配給・普及事業という言葉は、あまり聞きなれないのではと思います。映画を作る人と、それを見る人との間を取り持つ仕事というイメージです。
私どものような仕事をしている企業は、映画事業者の中では京都府内唯一の存在で、1970 年の創立から 53年間続けています。それはひとえに、府内各地で上映会を一緒に作り上げていくことで人間関係を築き、そのネットワークを府内一円に広げているからに他なりません。実にアナログな、人と人との結びつきを軸にした仕事をしていますが、文化の有り様とはそのようなものではないかとも考えています。
若い皆さんの発想力と実行力でもっともっと映画の持つ可能性を広げて行ってもらいたいと願っています。
映画業界に興味がある・映画が好きという方、ぜひご参加ください。
体験プログラム
『 映画と観客を結びつける、実践的な映画配給・普及業体験! 』
【1日目 オリエンテーション】
・会社説明
・プログラム説明
【2日目~ 体験内容】
★業務に伴う営業同行をしてもらいます。
・学校(主に高校)での映画会づくりに同行
・自治体に向けての映画上映に関する営業に同行
・私どもと共催で映画上映をしている府内各地のホールに同行
ホールの館長さんから、その意味や意義について生の声も聞いてもらいながら、今後のホール上映の展望について学んでもらいます。
・京都市内の映画館上映に同行
ホール上映と映画館上映の違いについて学んでもらいます。
・一つの上映会の最後の仕上げ(=映写)で、最新のプロジェクターの操作と実践を体験してもらいます。
・動画制作の助手
撮影の現場に同行し、カメラや照明の設置、音取りの補助などを体験してもらいます。※期間中に依頼がある場合のみ
・映画チラシの作成・企画提案体験
・会社ホームページ更新・SNS発信業務体験
【最終日 振り返りとフィードバック】
・職場体験から感じたことなど
・社員との座談会
・意見交換
【 1日の流れ 】
例①
10:00 までに出勤
10:00~ 先輩社員と営業同行
12:00~ 60分間昼休み
~16:30 営業から帰社
16:30~ 本日の振り返り、レポート作成
17:00 終業
例②
9:00~ 上映会場に集合、設営準備~10時までに
10:30~12:30 1本目上映本番
12:30~13:30 60分間昼休み
14:00~16:00 2本目上映本番
16:30 終業
・映画配給・普及業について理解が深まります。
・多様な表現方法とテーマを持ち合わせる「映画」を扱う仕事の体験を通して、他の業種でも活かせる臨機応変さが身につきます。
・上映会を実施するまでの過程を通じて、一つのことをやり遂げる達成感や一緒に取り組んだ者同士の連帯感を実感することができます。
・服装は普段着可。
※TPO で必要な時には予め伝えます。人と会う仕事なので、その点だけ留意してください。
・5~10日間内で柔軟に対応いたします。興味のある方は是非ご参加ください。
・職場体験実施のタイミングにより、京都府北部など遠方で上映会を行う場合があります。その際は「上映会場近くでの前泊 」(宿泊費用は会社負担)、または「現地集合・現地解散」の場合があります。ご希望をお聞きした上で調整をします。いずれの場合も、実働時間は一日7時間程度で調整します。